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私の子供の頃、住んでいた家は、築100年は優に超えている住宅でした。

台風と言うと、まことに「危機」だったんです。
普段は閉めない「大雨戸」を出して、室内は真っ暗。

雨戸のない「ガラス戸」が「ガリガリガリ」と音を立てます。
瓦屋根も相当に古いので、父と伯父とでブルーシートをかけて飛ばないようにしていました。
それでも、雨漏りが、こっちあっちから・・・・・。

瓦って飛ぶときは飛ぶんです。
わたしが窓から恐々のぞいていたら、隣家の屋根瓦の端が、がたがた・・・・・
「?????」
端の1枚が、めくれ上がったと思ったらテープをめくるように5×6メートルぐらいが
びりりりりり~と宙を跳んで行きました。

当時は、台風というと「炊き出し」をしていたように思うんですが、
「食べなさい」と言われて
「こわいよう~」・・・・・と言わないといけないように思えて泣いていました。
演技ですな。(ちょうど、停電もしていたなあ)
こういう風が子供らしい・・・・・・という?とぼけた演技です。