原因と結果◆　　安岡正篤　第２巻『先哲講座』
人間には奇跡というものはありません。
奇跡などというのは研究不足、勉強不足の者の言葉でありまして、

原因・結果というものは常にはっきりしておるのです。
悪いことをしますと
いつかは悪い結果があらわれ、
善いことをすれば善い結果があらわれる、というのは
厳粛な自然の法則であります。
したがって人間は因果律というものを大事にしなければなりません。


　勉強ってある程度（かなり？）この因果律があるように思うんです。
だからこそ、誰にも開かれた道（扉）だと思うんです。
プロスポーツで生きていくのは、かなり大変です。同年齢1万人に1人とかにならないといけない。
音楽もそうですね。
でも、勉強ってそこまで厳しいのかな？
350人中100番以内って無茶苦茶なんだろうか？
プロになる（この場合は生計を立てるプロです）は、生まれつき（適性）がありますね。
骨格が向いているとか、いないとか。
勉強に、そこまで生まれつきの影響はありますでしょうか？
ウサギであることは、これはこれで大変素晴らしい。
でも、カメでもかなりのところまではやれる。
やれると信じています。