108inaho_aozora1 昨日から、「通常授業」に復しております。
よく「うちの子は勉強の仕方が分からないのではないか?」と入塾説明の時によく話に出てきます。。
 むろん、「ノート術」や「忘れない暗記の仕方」などというスキルの問題もあります。
 しかし、順番から言いますと、スキルは かなり後の方です。
 京セラの稲盛さんが、
 成果=考え方×能力×意欲の2乗
などとおっしゃてはいませんでしたでしょうか?
 多くは「意欲の2乗」に注目が行きますが、本当は「考え方」の方が問題です。
 なぜなら「考え方」には、「プラス方向」と「マイナス方向」があるからです。例えば、「能力×意欲の2乗」が大変値が高いとしたしますと、「考え方がマイナス」ですと、計算値は恐ろしくマイナスになるのです。
 マイナスは「ゼロ」よりも困るわけです。
「一所懸命にやっているのに・・・・、なんでこんなん?」という場合、一度考察する必要があるかもしれません。
 「嫌々ながら」やる、やっている・・・・・これも困ったことです。
好きになれ!とは言いませんが、「小学生・中学生の私には必要なことやし」くらいの考えは、あったほうがいいかもしれません。
 もっと困るのは「こんな努力は、実るはずがない。自分はアホやし。」なんていう考えです。
こういう考え方は「言葉」となって,ポロポロと日常生活で、出てきます

 なんでも「ポジティブ」に考えよう・・・などと「お気楽に」に申しているのではありません。
だいたい「ポジティブシンキング」は、うまくいかないからこそ、本屋さんにその手の本がごまんとあります。

 「正しい努力は、実るものだ」「こんな結果は、実は大したことはない。考えようによっては警告だし、この程度でよかった。これから変えることができる」「正しい言葉を遣うことで、自分の生活を律する」
こんなところが、身近な「マインドセット」であり、「勉強の仕方」のベースであると思うのです。
一番大切なのは、「言葉の管理」です。
マイナス・否定的な言葉は、使わない方がいいのです。
 これができてから、「スキル」の指導に入れるし、お子様も受け入れることができると思うのです。むろん、実際の指導は「卵が先か鶏が先か」で、交互に進めていくことになります。
いかがでしょうか?
滋賀県大津市の学習塾 エース進学ゼミのHPです。